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井岡一翔が国内復帰 日本での試合可能に 6月にも復帰戦へ2019.03.27

ボクシング元世界3階級王者の井岡一翔(30)が国内復帰することが27日、発表された。国内でのライセンスの再取得によるもので、日本での試合が可能になる。
井岡は17年大みそかに一度は現役引退を発表。しかし、昨年の7月に現役復帰を表明し、海外での活動を再開。同年大みそかにはマカオでドニー・ニエテス(フィリピン)と日本勢初の世界4階級制覇を懸け、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦に臨んだ。結果は1-2の判定負けだった。
今回は日本でのライセンス再取得を申請しており、承認されれば日本での試合が再び可能になる。井岡は「Reazon大貴ジムでお世話になることになりました」と埼玉県越谷市の同ジムに所属すると説明。「現状として、今の形でやっていくよりは日本ボクシングに貢献したいという気持ちと、自分の気持ちで日本で今やっていることを少しでも伝えられたらという思いで決めました」と語った。
現在、井岡はWBOスーパーフライ級2位に入っている。Reason大貴ジムの瀬端会長は再起戦のマッチメークについて「(王座が)空位になっていますので、指名試合の措置が近いうちに来ると思います。6月ぐらいの予定で話は進めています。東京でやる予定で動いています」と王座決定戦も視野に計画していると語った。
井岡は「(プロのキャリア)そんなに長くないと思うし、でも30代前半で新たに歴史を刻みたいと思う。20代、いろいろありましたけど、経験を生かして、30代で4階級制覇というこれからの野望を果たせればいいなと思っています」と4階級制覇へ向けて力を込めた。
また、井岡は今月、モデル経験のある一般女性と再婚予定であることも判明している。

巨人・原監督 異例の開幕ローテ発表 広島との3連戦は「菅野、ヤングマン、畠」2019.03.26

巨人の原辰徳監督(60)が25日、都内ホテルで行われた「第27回燦燦会総会」に出席。開幕ローテを担う5投手と、広島との開幕戦に起用する5番打者を発表した。
巨人を応援する財界人ら多くの関係者を前に、原監督は「5番が決定しました。発表しますと、陽岱鋼でいきます」と明言。続けて「6番、7番、8番、8番は不動のキャッチャーでいきます。6番、7番はレベルの高いところで今、勝負をしております。状況の中で、しっかりした選択をしてオーダーに入れたい」と語った。22日に都内ホテルで行われた激励会では1番から4番まで吉川尚、坂本勇、丸、岡本の並びで臨むことを明かしていた。
また開幕ローテについても発表し、「ピッチャーは1戦目に菅野。そして、2戦目はヤングマン。3戦目、畠」とした。畠について「ちょっとぼやっとしていますが、マウンドではピリッとしています」と笑わせた。
2カード目の阪神3連戦についても触れ、「4戦目は山口がいきます。5戦目はメルセデス。6戦目は、緊張するからまだ言いません」と語った。6戦目はドラフト1位・高橋優貴投手(八戸学院大)が有力視される。
4年ぶりに復帰となった指揮官。「5年間、優勝から遠ざかっている。新生ジャイアンツという形で戦っていきます。長い長いペナントレースです。少々、山もあり、谷とまでいかなくても、やや落ちるケースもあるかもしれませんが、目標を失わずに、全員がひとつの目標に向かって懸命に戦うことをお誓い申します」と、力を込めた。

「mini」と「Air」が復活! アップルから2つの新型iPadが登場2019.03.22

アップルは2019年3月19日、タブレット端末「iPad」の新モデルとして、7.9型の「iPad mini」と10.5型の「iPad Air」を発表した。どちらも、久しぶりの新モデルで、特に小型のiPad miniは「Apple Pencil」に対応するなど、注目度が高い。
アップルストア価格は、iPad Airが54,800円(税別)から、iPad miniが45,800円(税別)から。20日時点での出荷開始日は3月31日から4月2日となっている。
Apple Pencilに対応した「iPad mini」

iPad miniは、約4年ぶりとなる新モデル。外観デザインは従来モデルの「iPad mini 4」から変わっていないが、プロセッサーにはiPad mini 4の「A8」より3倍高速な「A12 Bionic」を搭載したほか、第1世代の「Apple Pencil」(別売)に対応した。
本体サイズは134.8(幅)×203.2 (奥行)×6.1(厚さ)mm、重量はWi-Fiモデルが300.5g、Wi-Fi+Cellularモデルが308.2g。ストレージ容量は64GBと256GBの2種類。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。

ディスプレイは7.9型(2048×1536)のRetinaディスプレイ。広色域(P3)や環境光に合わせてホワイトバランスを調整するTrue Toneをサポートする。
外部インターフェイスは、Lightningコネクターを採用。認証機能として指紋認証センサーのTouch IDを搭載する。カメラはメインカメラが800万画素、インカメラが700万画素。
Apple PencilとSmart Keyboardが使える「iPad Air」

iPad Airは、2014年に発売された「iPad Air2」の後継機種。厚さ6.1mmのスリムボディに10.5型(2224×1668)のRetinaディスプレイを搭載する。本体サイズは174.1(幅)×250.6(奥行)×6.1(厚さ)mm、重量はWi-Fiモデルが456g、Wi-Fi+Cellularモデルが464g。
従来モデルの9.7型から10.5型へ大型化したディスプレイは広色域(P3)やTrue Toneをサポート。第1世代とはなるがApple Pencilを使ったペン入力にも対応する。
プロセッサーには「iPhone XS」と同じ「A12 Bionic」を搭載。別売のSmart Keyboardを使えば、物理キーボードを使った文字入力などが可能だ。外部インターフェイスは、iPad ProのUSB Type-CではなくLightningコネクターを採用する。認証機能もFace IDではなく、指紋認証センサーのTouch IDと、これまでの機能を継承する部分が多い。

カメラはメインカメラが800万画素、インカメラが700万画素。ストレージ容量は64GBと256GBの2種類。カラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。

【心温まる】超絶マジックで人助け! 紙やトランプをお金に変えて寄付するマジシャンがカッコよすぎる2019.03.19

イギリス・ロンドン育ちの男性ジュリアス・デイン(Julius Dein)さんは、ソーシャルメディアを中心に現在大人気の有名マジシャン。
インスタグラムのフォロワー数は589万超、フェイスブックのフォロワー数は1674万超にも上るほど大人気で、一般人から海外セレブまで幅広~くファンを獲得しているんです。
今回ご紹介するのは、そんなデインさんが2017年にインスタグラムで披露していた、心揺さぶるマジック。ホームレスの人々にお金を寄付するときに得意のマジックをプラスして、サプライズと笑顔を “上乗せ” してプレゼントしていたんです。
【絵に描いたお金が本物になった!】
マジックを披露した場所は、アメリカ・ロサンゼルス。
動画は第5弾まであるのですが、第1弾ではメモ帳にお金の絵を描いて、その絵の中から実際にお金が出てくる(!)マジックを実演。
いや、これが実際スゴい。絵から一瞬でお札が飛び出してくる……スローモーションで見ても、仕掛けがわかりません。
一部始終を間近で見ていたホームレスの男性は言葉も出ないほど驚いた様子。あまりのことに、ほんの少し恐怖を感じているようにも見えます。そして、出したお金はそのまま彼のものに。
【え、これ魔法?】
その後もマジックは続いてゆき、トランプをお金に変えたり、コーヒーが入ったコップの中から大量のコインを出したり、手にしていたお金を一瞬で2倍にしたり。
さらにはなんとiPhoneの画面から本物のお金を出したり(!)と、魔法のような瞬間の連続。
ホームレスの人々のリアクションも様々で、ただただ驚く人、驚きすぎて後ずさりする人、満面の笑みを浮かべる人と、有名マジシャンのスゴ技を思い思いに楽しんでいたみたい。
【マジックを通じて社会問題に切り込む】
実はデインさん、ここまで有名になる以前から、社会問題にも深く切り込んできた方。
たとえば「ゲイのカップルに対し罵声を浴びせたら周囲の人はどう反応するか(※ゲイカップルは仕掛け人)」といった動画をYouTubeで公開するなど、SNSを通じて問題提起をし続けてきているんです。
【楽しいけど考えさせられます】
今回のマジック動画においても、一見華やかな都会に見えるロサンゼルスが抱える貧困問題をクローズアップ。
この街に3万5000人いるというホームレスについて触れ、「ホームレスはひとりじゃない、我々には可能な限り、彼らを助ける道徳的義務があるのだ」と語るシーンもあるなど、考えさせられるんです。

有村架純:「私は普通の人」 「ひよっこ」続編とみね子が改めて教えてくれたこと2019.03.18

女優の有村架純さん主演で2017年に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」の続編「ひよっこ2」が25日から4夜連続で放送される。有村さん扮(ふん)するヒロインのみね子を中心に、愛らしいキャラクターたちが繰り広げる日常と、心の機微を丁寧に描いた「ひよっこ」の続編を心待ちにしていたファンも多いことだろう。前作について、「私は『ひよっこ』にすがっているつもりは全く無くて、本当にいい意味でちゃんと過去になっています」としながらも、続編では「『あ~、なんかこれがひよっこだな』っていう世界のままで、見てくださる方も『あ、これこれ』っていう気持ちになるんじゃないかな」とうれしそうに笑う有村さんに話を聞いた。
【写真特集】幸せいっぱい! みね子とヒデの2ショット! 見ているだけでなんだか“ほっこり”… やっぱり「ひよっこ」はいい!!
◇撮影は「中学聖日記」と前後 「完全にみね子になっちゃいけないと思った」
「ひよっこ」は、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル作で、奥茨城の農家に生まれて、のんびりした少女に育った谷田部みね子(有村さん)が主人公。出稼ぎで東京へ行っていた父が行方不明になったのを機に、集団就職で上京。高度経済成長期を背景に、さまざまな事情を抱えた人たちとの出会い、関わりで、みね子が殻を破って成長していく姿が描かれてきた。
続編「ひよっこ2」は1話30分の全4回で構成。みね子と前田秀俊(ヒデ、磯村勇斗さん)の結婚から2年後の1970(昭和45)年の秋が舞台。みね子の実家・谷田部家をはじめとする奥茨城の人々や赤坂の洋食屋「すずふり亭」の面々に加え、「乙女寮」の乙女たち、島谷(竹内涼真さん)や早苗(シシド・カフカさん)、「あかね荘」の元住人といったちょっぴり懐かしい顔ぶれが続々登場する「幸せな、近況報告」となる。
撮影は昨年9月と12月、TBS系で同10月期に放送された有村さん主演の連続ドラマ「中学聖日記」と前後する形で進められたため、「自分の中で完全にみね子になっちゃいけないと思った」というが、「でも9月に撮影で茨城へ行った時に、あの場に立つと懐かしいなって思ったし、谷田部家のみんなも居て、この空間だなって思いましたね。やっぱり土地の力ってあって、先にロケに行けたのは良かったです」とほほ笑む。
一方で有村さんは「『中学聖日記』が終わって、12月に入ってからスタジオ撮影が始まりますってなった時は演出の黒崎博さんから『声が違う』って怒られました。『早く戻ってきて』って」と苦笑い。「『中学聖日記』をそれまで4カ月やっていたので、役柄も全然違いますし、なかなかすぐには戻れないものなんだなって。面白かったのがリハーサルで、みんな(他の共演者)もちょっと違うんですよ。『誰ですか?』って感じで。時の流れもあるし、その間、皆さんいろいろな現場を経験してきたんだなってことが感じられて、面白かったです」と振り返る。
◇改めて感じた「ひよっこ」らしさ 「普通でいることって、ある意味すごいこと」
有村さんが続編で改めて感じた「ひよっこ」らしさとは、どんなものだったのだろうか? 「『ひよっこ』って本当に日常を、日常の中の本当にピンポイントの部分を描いているというか。せりふに起こさなくてもいいんじゃないかっていうような会話もきちんとせりふに起こされていて、それはすごく『ひよっこ』らしいというか。本当に山も無いし谷も無い。これがひよっこの世界だなって」としみじみ。
そんな世界観を持つ「ひよっこ」を見事にドラマとして成立させているのが脚本の岡田さんだ。有村さんも「それをドラマにできるってすごく難しいと思うんですよ、逆に」と認めていて、「だから岡田さんはすごいなって思うし、それが『ひよっこ』だなって」と実感する。
日常を描いた「ひよっこ」で中心となる普通の女の子のみね子は、岡田さんが有村さんに当て書きしたキャラクターとしても知られるが……。
有村さんは「岡田さんから見た私はこうなんだって思ったりもするんですけど」としつつ、「でも本当に的を射ているというか。『乙女寮』のみんなと同窓会をしている時にみね子が『自分は面白くもないし、変わってもいない。普通の人だ』っていうあのくだりは、まさに自分のことを言っているような感じがして。自分はまさにそういう人間だし、でも普通でいることって当たり前にできないというか。ある意味すごいことなのかもしれないなって思ったのが、台本を読んで感じたこと。普通でいられるって大切だなって思いました」と語っていた。

日本製紙が強豪の歴史に幕 惜敗「悔しさより寂しさ」2019.03.15

【ユジノサハリンスク(ロシア)共同】強豪チームの約70年の歴史が幕を閉じた。14日にロシア極東ユジノサハリンスクで行われたアイスホッケー、アジア・リーグのプレーオフ決勝第3戦で今季限りの廃部が決まっている「日本製紙クレインズ」がサハリンに3―4で惜敗。3連敗で優勝を逃した。
上野拓紀主将は「悔しさ以上に、このメンバーで戦えなくなる寂しさがこみ上げてきた」と声を詰まらせた。懸命に目指した有終の美を飾れず「優勝の先にある存続の奇跡を(ファンは)望んでいたと思うが、結果を残せなかった」と語った。

余りがちな天かす活用レシピ! 炊飯器で簡単「天かす入り梅ご飯」2019.03.14

うどんやそば、おにぎり、お好み焼きなどの具材として使う天かす。調理方法がワンパターンになっていませんか? 今回は、そんな天かすを使ったレシピをご紹介します。
天かすと梅干しで作る炊き込みご飯。材料を混ぜこんで炊くだけの、とっても簡単な調理工程で風味豊かなご飯ができあがり。
天かすを入れることで、食感や味に深みを増してくれます。隠し味の昆布茶が風味のアクセントに。
包丁を使わず、用意した具材を入れたらあとは炊飯器におまかせという簡単レシピなのに、見栄えもバッチリ! 忙しいママにとって嬉しいレシピです。

日本ハム吉田輝 1回無失点、対外試合初登板 1300人超のファン駆けつける2019.03.12

日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=がプロ入り後、初めて対外試合に登板し、1回を1安打1四球無失点だった。4番手で七回にマウンドに上がり、先頭の育成助っ人・ヒメネスに四球を与えたが4番の岩見をこの日、自身最速の146キロ高め直球で空振り三振に仕留めた。続く山下に中前打を打たれて一、二塁のピンチを招いた。この場面で143キロ直球で橋本のバットをへし折り、二ゴロ併殺に打ち取った。
注目の右腕は、春季キャンプ中の2月16日・紅白戦で大田に本塁打を浴びるなど1回1失点の内容だった。それ以来の実戦マウンドでまずまずの投球を披露した。この日は、鎌ケ谷スタジアムに1306人の観客が詰めかけるなど甲子園のスターの対外試合デビューでフィーバーが起こった。

パナソニック、1型センサー搭載の光学16倍ズームカメラ「LUMIX DC-FZ1000M2」2019.03.11

パナソニックは、レンズ一体型の高倍率ズームカメラ「LUMIX DC-FZ1000M2」を発表。3月23日より発売する。
有効2010万画素の1型MOSセンサーと、光学16倍ズーム(35 mm判換算:25~400 mm)LEICA DC VARIO-ELMARITレンズを採用し、高画質でボケ味のある撮影を楽しめるというモデル。望遠撮影で被写体を見失った際、ワンボタンでズームアウトして、被写体を素早く見つけられる「ズームバック機能」を新たに搭載した。
さらに、ファインダーには、コントラストと応答性にすぐれた約236万ドットの有機ELを装備。モニターは、約124万ドットに高精細化した、3型フリーアングルタッチパネル液晶を搭載し、タッチAF、タッチパッドAFなどのダイレクトな操作性とともに、ハイアングルやローアングルでも、無理のない姿勢で撮影できるという。
加えて、レンズ部には、ズーム、マニュアルフォーカス、露出補正など、任意の機能を設定して使えるコントロールリングを装備。カメラ本体天面には、絞り値やシャッタースピード、露出補正、ISO感度などの設定を瞬時に行える前ダイヤルと後ダイヤルを備える。
また、レンズ側天面部の3連ファンクションボタンを含む8個のファンクションボタン、5個のタッチファンクションボタンを搭載し、使用頻度の高い機能を割り当てることで、よりスムーズな撮影を可能にする。
機能面では、秒間30コマ連写によって、決定的瞬間を約800万画素の写真に残せる「4Kフォト」モードを搭載。動きの速い被写体、いつ起こるかわからないシャッターチャンスなど、撮影シーンや作品づくりに合わせて、「4K連写」「4K連写(S/S)」「4Kプリ連写」といった、3つのモードを選択できる。
このほか、動画機能は、4K動画記録(3840×2160/30p)、ハイスピード動画記録に対応。外部記録媒体はSDXCメモリーカードをサポートした。本体サイズは136.2(幅)×97.2(高さ)×131.5(奥行)mm、重量は約810g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)、約758g(本体のみ)。ボディカラーはブラック。

パチンコ業界がすがる女性客獲得の切り札、「詰め放題」サービスとは2019.03.08

昨今、パチンコ業界では出玉や広告に関する規制強化が進み、かつての勢いを失いつつある。そんな中、業界が生き残りのために取り組んでいるのが女性客の獲得だ。女性客に向けたサービスを試行錯誤する現場の声をリポートする。
衰退の一途をたどるパチンコ業界が力を入れる「女性客獲得」
パチンコ業界は斜陽の一途をたどっている。日本生産性本部が公表した『レジャー白書2018』によると、2017年のパチンコ参加人口は、前年と比較して40万人減の900万人。さらに帝国データバンクによれば、パチンコホール経営業者の倒産は2018年10月末時点で20件。この時点で昨年と同じ件数となり、2年連続で倒産件数が増加する見込みだという。
マイナス要因が多いパチンコ・パチスロ業界は、2019年も厳しい状況が続くだろう。そんな苦境にあえぐ業界では、どうにかパチンコ参加人口を取り戻そうと、業界関係者たちが血眼になりながら試行錯誤している。なかでもメーカーやホールが重点的に力を入れているのが女性客の獲得だ。
実際にホールへ足を運んでいる人なら分かると思うが、パチンコファンは圧倒的に男性が多く、そもそも女性客は少ない。事実、2016年に行われたある調査では、パチンコ遊技人口のうち約8割が男性だという結果が出ている。つまり客離れが進んだパチンコ業界は、まだまだ取り込む余地のある女性客の獲得に活路を見いだそうとしているのだ。
「大々的にイベントを開催できた2000年代前半には、レディースデイに女性専用の台を設けるなど、女性客向けのサービスを提供してはいました。ただ、真剣に取り組むようになったのは、2007年ぐらいからですね」
2007年といえばパチスロに規制が入り、射幸性の高い4号機から、出玉性能が抑えられた5号機へと完全移行した年である。多くのパチンコ・パチスロファンが離れてしまい、結果、パチンコ店の倒産が相次いだ。その客離れを止め、さらには新規客を増やす1つの手段として、女性客を取り込むために動きだしたというわけだ。
女性客向けサービスの試行錯誤
おそ松さんやベルばらの台も登場
では、現場では具体的にどのようなことを行っているのか。
「パチンコ店では、女性が来店しやすくなるようにサービスの充実を図りました。例えば、ブランケットの貸し出しや、コットンやマスクなどのアメニティグッズをたくさんトイレに設置しました。また、タバコが苦手な人が多いことから、消臭スプレーやクリーンルームを設置したり、分煙、または禁煙にしたりするパチンコ店も出てきました」(同)
ホールによっては、ネイル、占い、足湯など、女性が好きそうな独自のサービスを行っているところもある。ただし、普段からパチンコをやる常連の女性は、このようなサービスをあまり求めてはいないようだ。
「彼女たちにとって大事なのは、勝てるかどうか。結局、男性と同じで出玉がすべてなんです。煙が充満していてタバコ臭くなっても、出る店であれば来店します。実際に、クリーンルームはほとんど使われているところを見ませんよ」(同)
現状、パチンコ店の対策ではあまり効果が出ていないようだが、では、パチンコ台を開発・販売するパチンコ・パチスロメーカーは女性客獲得のために、どのようなアプローチをしているのか。
「パチンコ・パチスロ台はアニメや漫画とタイアップすることが多かったのですが、多くは『北斗の拳』や『花の慶次』のような男性向けのコンテンツです。しかし、根強い女性ファンがいるコンテンツにも手を出し始めました。去年であれば、社会現象にもなったアニメ『おそ松さん』のパチスロ・パチンコ台、今年2月にもメーカーは人気少女漫画『ベルサイユのばら』のパチンコ台を出しています」(同)
他にも女性客向けのタイアップ機種としては、女性向け恋愛ゲーム『薄桜鬼(はくおうき)』やドラマ『美男(イケメン)ですね』といったパチンコ台もある。多くのメーカーが女性客に向けた台の開発に精を出しているわけだが、そんな努力もむなしく、これまた女性客を増やすまでには至っていないという。
「そもそもそういった台は、製造台数が少ないので、あまり多くは出回っていないんですよ。ホールに置いてあってもバラエティコーナーに1台あるかどうかぐらいなので、打てる機会も少ない。目の付け所は悪くないと思いますが、これではあまり意味がありませんね」(同)
手応えがある唯一の
人気イベントは「野菜詰め放題」!
メーカー、パチンコ店ともに女性客を増やそうと試行錯誤はしているが、あまり効果を得られていないのが現状のようだ。そんな中で唯一、手応えがあったのが会員向けサービスとして提供される「詰め放題」サービスだという。
これはパチンコ店の会員カードを持っている人や、アンケートに答えてくれた人が、お菓子やスイーツなどを、店側が用意した箱や袋に入れられるだけ入れて持ち帰ることができるサービスのこと。
「特に人気なのが野菜の詰め放題です。タマネギ、にんじん、ジャガイモを詰め放題にするんですが、詰め終わった後に、店員さんがおまけにカレーのルーをプレゼントしてくれるんです。これをやると、どのパチンコ店でも大盛況で、私が関わった時はタマネギ80kgが、1時間でなくなってしまいました」(同)
ちなみにこのサービスはもちろん男性客も参加可能ではあるが、参加する人はほとんどが女性であり、年齢層は30~60代だという。
とはいえ、こうしたイベントは一時しのぎにしかならないだろう。ほとんどの戦略が不発に終わっていることからも分かるように、現在の状況でパチンコ業界が女性客を増やすのは至難の業。もはやパチンコ業界の衰退は、生半可な対策では止めることはできないようだ。


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